【手巻きタバコを始めるために】準備編


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道具と用品

 手巻きする為には、タバコの葉(シャグ)の他に幾つかの道具や用品が必要です。

  ・手巻きローラー(チュービングはやった事がないので割愛します)
  ・巻紙
  ・フィルター
  ・湿度調整具
  ・ポッド


【手巻きローラー】
  大抵の方は、巻紙のサイズに合わせて同サイズのローラーを購入すると思います。
  ここでは110mmローラ以外お薦めしていません。(大は小を兼ねるスーパーテクに必須)
  600~850円ぐらいかと思います。(4,5年前の記憶)
  OCB  RAW あたりが良いかと


【巻紙】
  シャグ(手巻きタバコ用の葉)に付属してるものも多くあります。
  しかし、チェ・シャグ付属以外のおまけ巻紙は基本的にダメな物です。
  (質が悪い。吸うとなんか紙くさいw)

  ライスペーパーよりも(中には良い物もあるんですが)ヘンプペーパーを
  選びましょう。

  お薦め出来るものは以下です
   低価格:ピュアヘンプ(無漂白)、スモーキング ブラウン(無漂白)、OCB VIRGIN PAPER(無漂白)、OCB オーガニック
   高級品:RAW オーガニック(ハンドロールするには最も最適)

   お薦めメーカーは RAW、OCB、ピュアヘンプ、スモーキング の4つ。


【フィルター】
  今まで自販機のタバコ吸ってた人向けと言うことで、レギュラーサイズになります。
  スリムタイプは女性が吸うメンソの極細なやつぐらいのサイズです。

   レギュラー:直径7.5~8mm  スリム:直径5~6mm
   長さ:ノーマル 15mm ロング20mm以上 (ロングにしましょうね)

  細いと巻きにくいです。
  初めての手巻きは、レギュラーロング になります
  また後述するスーパーテクで2個をセロテープで繋げた物が必要になります
  (このテクで誰でも簡単に失敗の少ないかつ裏巻きなんてごく普通のテクに)


【湿度調整具】ここだけ長文。そのぐらい重要な物です。
  タバコの葉は乾燥すると辛味が増します。
  また辛味だけ前に出て本来の味わいは無くなってしまいます。
   (パイプタバコ同様)
  英国のゴールデン・バージニアを除いて、買ったらまず加湿が必要です。

   湿度が高いと、葉にカビが付きやすくなります。
   海外メーカーが輸出する際、完全密封するか過剰乾燥でカビないようにします。
   ですから封を切ったらます加湿で本来の状態に戻します。

   どのくらい?
    コケが一杯生えてる湿った土ありますよね?
    あのしっとり湿ったコケの感じに近いぐらい。(よりも少し乾燥気味)
    当然びしょびしょにしてはいけませんw

    自販機のタバコ、カサカサのパサパサですよね
    あんなんでタバコ味わいがまともに出るはず無いって事です。
    梅雨時に少し湿ったタバコがやけに美味しかったりしません?
     (シケモクでは無いwあれはタール回って最悪な状態w)


  ヒュミドール とか ハイドロストーン と呼ばれるものです
  薬剤を使った高級な物もありますが、水を含ませるこの石は必須です。
  水に10分程漬けて水分を吸収させて於いて、表面をティッシュで拭き
  から使います。
  乾燥状態になれば、石の中に含んだ水分を放出するものです。

  どこにも書いてないですが、絶対に水道水を使ってはいけません。
  小学校で植物の授業受けましたよね?
  根から水分を吸収して茎を通って葉に行く仕組み。
  根や茎がフィルターになって非常に綺麗な水分が葉に行くわけですよね?
  塩素いっぱい含んだ水じゃないですよねw
  ボトルで売ってるミネラルウォータを使いましょう。
  エビアンとかいいですね海外の水ですから葉の馴染んでた地方の水に近いでしょう。
  あるいは浄水器を通して綺麗に綺麗に濾過した水なら許容範囲と思います。

     注)水道水だとすぐ葉っぱが腐るよwwwきっとwww

  葉に水分を含ませ過ぎた場合、水を含ませた石を取り出し、乾燥した状態の石か
  湿度調整剤(69%等)を使うと落ち着くと思います。


  良い感じの湿度になれば、調整剤を一旦取り出して、数時間寝かせます。


【ポッド】
  葉を入れておく入れ物。
  タッパなのど密閉容器でOKです。
  買って来たシャグの袋のままの保存するならジップロックなど使いましょう。
  英国ゴールデン・バージニアは元からジップロック調の良い袋になってます。

手巻き


 youtubeにいっぱい動画があると思います。
 真似て巻く事になるますが、最初は大抵失敗したりします。
 何度やっても上手く行かず諦めてしまう人も居るようです。

 ここでは簡単スーパーテクを伝授しますw(そんな大したもんじゃないヨ)
 原理は呆れる程とても簡単で幼稚な物だったりしますw

 失敗した時の巻きを思い出しましょう。

fig01.jpg

 こんな感じですよね   原理:    ローラの両端にフィルターを置いて、真ん中に葉っぱ詰めて巻くだけ。  はぁ?って感じですよね。  フィルターが両端にあるので均一な巻きになるので、先の円錐状態やフィルター  以外がぺしゃんこになる事がほとんど無くなります。  (両端のフィルターがガイドローラになってくれる感じ)    (同僚に予備のローラとフィルターを借りて来たら画像載せる予定)  実際には、フィルターとして咥えない方に置くフィルターは、   ・ローラー110mmに対してペーパー79mmを除いた長さ分を埋める長さ  となります。  フィルターを2個セロテープ止めでつないで、余分な長さをハサミで  切り落とせば出来上がり。  簡単でしょ?   2~3mm長めにして置くことで先端からはみ出す事も無くなります。    (同僚に予備のローラとフィルターを借りて来たら画像載せる予定)  この方法のもう一つのメリットは、先端から葉っぱがはみ出さすに綺麗に整う事。   動画だとはみ出した部分を摘んで取ってますね。   これだと余分に葉っぱが引き出されたり(葉が長い時)してスカスカになったり。  そんな事も無縁になります。      だから110mmローラを使うんです。  つまようじを用意しておきましょう。   葉を摘める際にフィルターにかかった葉を楊子でちょいちょいと直します。   先端からちょいとはみ出した部分は楊子の後端でちょいちょいと押し込みます。  次に巻きで失敗するのは、差し込んだ紙の先がローラを回してるとローラの上に  出て来るといった事でしょう。   差し込む前に、紙の先端を軽く折り目を付けておきましょう。    ん?どゆこと?

fig02.jpg

  こんな感じ。   紙の先端が内側(葉っぱ側)に向くのでせり上がりが少なくなります。   それでも上がって来るぉ・・    更に紙ののり側の端(最終端側)を手前に寝かしてゆっくり巻きましょう    それでもせり上がって来たら、ローラの巻きを反対方向にゆっくりバックして    リトライ!(紙が次第に内側に丸まってくるのでせり上がらなくなります)   これらの応用で、裏巻きも簡単に出来ます。(それはまた後日に)