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更新日:2022-04-16 作成
M1 macページを新規に追加した
2024-10-31 追記更新
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☆☆【 macOS (M1 arm) 】☆☆
macOS は、元はBSD(UNIX)とNextStepで構成されたもの。
GUIで使用してる際には特に感じないが、コンソール上でコマンド操作
する際に、BSDらしさを垣間見る。
その為、コマンド操作レベルではLinuxに似てると思うかも知れない。
LinuxもBSDも POSIX(OSの標準規格な様なもの)完全準拠で、商用UNIXを
意識して作られたOSなので似てるのは当然。
従って macOSもPOSIX準拠(BSDベースだから当然)と言える。
WindowsはPOSIXを意識しているが、完全準拠では無く独自規格。
なのでWSLの実装でubuntuを動かしてみたりと色々あがいてPOSIX準拠を
アピールしようとしている。
さて何らかの情報を得ようとした際に、最も注意すべき点は、
Intel CPU版 なのか apple シリコン版 なのか
両者はバイナリコードが異なります。従って基本的に互換性は無いのです。
ただAppleシリコン版には、ロゼッタという機能が存在し、Intel版macの
コードをAppleシリコン版上で動作させる仕組みがあります。(全て動作する訳では無い)
逆にAppleシリコン版をIntel版上で動かす仕組みは無いようだ。
ロゼッタ2は、その環境が必要な際にインストールを促してくれるが、
手動でインストールする方法もある。
コンソール上で、
$ softwareupdate --install-rosetta
と入れれば、ロゼッタ2がインストール出来る。
Homebrewも使える様にしておくと良いかも知れない。
Linuxでいう所のapt、apt-getと似た立ち位置のシステムアプリです。
Homebrew:macOS用パッケージマネージャー
コンソール上でのコマンドは brew
brewでインストールしたパッケージ達のアップデートは
$ brew update (更新されたパッケージがないか調べる)
$ brew upgrade (更新されたパッケージを取り込む)
とaptと同じ要領です。
詳細については上記Homebrewのサイトから調べてみて下さい。
ソフトウェア開発環境を構築するには、XCode SDK も必要な場合も
ありますが、重たいのと動作が遅い事から必要時にと考えて良いでしょう。
基本macアプリをリリースする人ぐらいしか必要無いでしょう。
$ xcode-select --install (まぁ不要ですねw)
デベロッパサイトもブクマしておく方が良いですね。
Apple: Develope
★FFXIV mac版
ダウンロードしたpkgファイルを構成について見てみると
下位層のフォルダにcrossoverが存在します。
これはWindowsの実行ファイルをLinux上で動かすWineパッケージに
類似したものです。
crossover mac版
macOSのバージョンアップによってFFXIVが動作しなくなるのは、
crossoverが新しいmacOSにまだ対応出来ていない事が多いです。
macOSが採用している小さなパッケージ群の内、幾つかが
別のパッケージに置き換わったり、脆弱性問題で切り捨てたり
等が行われ、その影響を受けるのです。(WebKit等の更新など)
前回大きかったのは python の切り替え(python2やめてpython3へ)ですね。
従ってcrossoverの対応が遅いとかいった訳ではありません。
代替え手法に切り替えるのに大幅な変更が必要な事もありえるからです。
問題の発生や対処の状況などは、フォーラム(英語)を見ると良いです。
Cromeブラウザなど和訳機能を使えば、概ね何が起きてるかはわかるかと。
crossover mac版
ゲームパッドの動作がおかしくなった場合。
多くの要因が考えられます。
一番多いのは、「ペアリングをし直した」「別のPADを繋いだあと元のPADに戻した」
この部分がFFXIV上で苦手とされている部分でしょうか。
これはmacでもWindowsでも発生します。
ドキュメントフォルダ/My Games/FINAL FANTASY XIV - A Realm Reborn
この直下にある FFXIV.cfg ファイルのデータ上のトラブルです。
<GamePad Settings> の PadGuid や InstanceGuid、ProductGuid
のデータと使っている機材とで不一致が起きています。
ペアリングし直した場合、実機器側のIDが変わります。
なのでFFXIV側からみれば新しい機器の接続としてしか認識出来ません。
上手く使えている状態の FFXIV.cfg ファイルを別の場所にバックアップコピー
しておき、テキストエディタで
<GamePad Settings>内の PadGuid、InstanceGuid、ProductGuid、DeadArea以外の部分を、
バックアップからコピペして直すのが一番楽でしょう。
例)コピペする部分-----ココから---
Alias {90,91,88,89,41,40,32,33,73,72,48,49,3,2,1,0,4,6,10,5,7,11,13,9}
AlwaysInput 0
ForceFeedBack 0
PadPovInput 1
PadMode 1
PadAvailable 1
PadReverseConfirmCancel 0
PadSelectButtonIcon 0
PadMouseMode 1
TextPasteEnable 0
EnablePsFunction 1
WaterWet 1
DisplayObjectLimitType 0
WindowDispNum 1
---ココまで-----
ボタンのキャリブレーションデータ
<サンプル>
<GamePad Button Settings>
PadButton_L2 XHB_Left_Start
PadButton_R2 XHB_Right_Start
PadButton_L1 Autorun_Support
PadButton_R1 Hotbar_Set_Change
PadButton_Triangle Jump
PadButton_Circle Accept
PadButton_Cross Cancel
PadButton_Square Map_Sub
PadButton_Select HUD_Select
PadButton_Start MainCommand
PadButton_LS Move_Operation
PadButton_RS Camera_Operation
PadButton_L3 Macro98
PadButton_R3 Macro99
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。